E-Ink ディスプレイを試しました

とても久しぶりの投稿ですが、東京支部長のitsumaです。今回、SKT株式会社さんの協力を得てE-Inkディスプレイを試す機会があったのでレポートします。

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実は最近Macbook(2017)にメインマシンを変えてから少し悩んでいることがありました。本体の小ささには助けられているのですが、画面が小さく精細なため、目の疲れがひどくなってしまったのです。

自分の仕事場では、外部ディスプレイにつないでいるため、あまり気になっていませんでしたが、外出先でMacbookのみで作業をする機会が増えたことが一因かと思われます。

そこで徹底的に目に優しい作業環境は?と考え色々ネットを眺めているうちに、E-Inkディスプレイというものにたどり着きました。E-InkはKindleなどの電子書籍端末でポピュラーになっているので、使っている方や見たことがある方も多いと思います。今回は、それの大型なサイズをディスプレイとして使えるようにした2製品をMacと組み合わせて使う場合について徹底的に試してみました。

レポートする2製品は『BOOX MAX2』というE-Inkパネル採用のAndroidタブレットと、『Paperlike HD』というE-Inkパネル採用の外部ディスプレイです。製品紹介自体はYoutubeや様々なブログなどでも見ることができます。(このレポートの終わりにまとめておきます)

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左 Paperlike HD、右 BOOX MAX2

BOOX MAX2をMacbookに繋いでみた

BOOX MAX2』はOnyx(文石科技)という中国の広州にある会社の製品ということだ。これは13インチE-Inkパネル採用のAndroidタブレットなのだが、microHDMIポートがついており、外部機器のディスプレーとして使えるという機能が搭載されている。ホーム画面は電子書籍端末らしく電子書籍やpdfの一覧が出るような画面なのだが、アプリのメニューがあり初期設定では以下のようなアプリが入っている。この下段右から二番目のMonitorというアプリを起動してケーブルをつなぐとディスプレイとして使えるという事のようだ。

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繋ぐのに必要なものは、BOOX MAX2へ電源を供給するUSBケーブルとACアダプターと映像を入力するHDMI-microHDMIケーブルとなる。繋ぐとこんな具合になる。立てるのに使ったスタンドはうちに転がっていたiPad用のもので、何かを使って立てないと使えない。

 

 

 

 

 

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また、電源のUSBをMacのHUBに繋いでみたり、外してみると5V/2Aの電源に繋ぐようにアラートが出るようだ。アラートが出るだけで使い続けることもできるが、きっと充電が間に合わず、シャットダウンしてしまったりするということだろう。

繋いでみるとMacからは”Toshiba UH2D”というデバイスとして見える。これが機器名なのかチップ等のインターフェース名なのかはわからないが、都合のいいことにこれはプロジェクターキャリブレーターに対応していた。

 

 

 

 

 

何が都合良いのかというと、BOOX MAX2はあくまでもタブレット端末ということで、ディスプレイのコントラストなどをユーザーが変えにくいだろうと使う前は考えていたからだ。この機能が使えると濃淡の調整の自由度が多少増すことになる。

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タブレットとしてみた場合、写真にはないが、デジタイザペンも付属しており、(一部アプリに限られるが)筆圧感知も用いたペン入力ができるということは魅力的だ。少しノートアプリなどを試したが、思ったより滑らかで面白かった。このような専用ケースも付属しているので、なかなか所有欲も満たしてくれる。タブレットとして使い込むことで、一台二役と活用もできるだろう。

Paperlike HDをMacbookに繋いでみた

Paperlike HD』はDASUNG(大上科技)という中国北京の会社の製品ということだ。これは13インチE-Inkパネルをディスプレイ専用にデザインした製品で単体では使えない。ただ流石に専用機ということもあり、コントラストやモード切替といった調整がしやすくなっているのは期待ができる。

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繋ぐのに必要なのは、miniHDMIからUSB,HDMIに分岐した専用のケーブルのみ。スタンドも簡易な棒が付属していてねじ込むだけでとりあえず立てることはできる。さらに裏面にはVESA75mmの規格のネジ穴もあり(ネジ穴が浅いらしく直接のネジ止めはできずスペーサーを使うのだが)据え置きにも対応している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電源のUSBはMacbookに接続したHUBに接続することで動作した。またMacbookの電源供給のUSB Type-Cを抜いても動作していたので、とてもシンプルに使えそうである。また画面下部の+/-ボタン操作でコントラストを変更すると選択範囲を示すハイライトなども環境に合わせてみやすく調整が可能になる。

 

 

 

 

 

また、より使いやすくするために、専用のドライバをインストールすると、周期的なリフレッシュや、Mボタンでのモード切替なども可能になる。このアプリケーションはMac版も提供されている。

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非常に魅力的な製品で、なかなか使用感を表すのは難しいですが、2機種の紹介だけでも長くなってしまったので、比較については後日またお届けします。この試用期間中にしっかり使わせてもらったおかげで、目がショボショボしたり頭痛がしたりというのはだいぶ改善された気がします。(効果は人によって異なります。心配な症状がある場合はまずは眼科を受診しましょう)

両製品の紹介動画等リンク

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E-Ink ディスプレイを試しました」への2件のフィードバック

  1. はじめまして、Boox max2を利用している者です。Paperlike HDはサブディスプレイの専門機ですが、やはり反応の速さや見やすさなどの点で優れているのでしょうか? 比較記事の方、もし書いて下されば大変役に立ちます。

    いいね

    • コメントありがとうございます!
      比較編も準備中ですので、しばらくお待ちください。
      因みに私はとても悩みましたがPaper like HDを使う事に決めました。Boox max 2も大変魅力的だったのですが、タブレットも兼ねる場合主に使うであろう移動中の電車では13インチが大きすぎたんです…

      いいね

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